【C.58】のびのびと暮らせる毎日へ。家族のつながりを育む車いす対応の住まい

車いすで暮らすお子様が、毎日をのびのびと過ごせる住まいにしたい。
ご家族にとっても無理のない動線で、自然にコミュニケーションが生まれる空間にしたい。
そんな思いから、今回のマンションの一室をフルリフォームする計画がスタートしました。
玄関からリビング、キッチン、和室に至るまで、車いすでの移動のしやすさを大切にしながら、ただ使いやすいだけでなく、光や素材、色使いにもこだわり、ここちよく過ごせる空間を目指しています。
機能性とデザイン性の両立や、「私らしさ」を大切にした住まいづくりを大切にし、ご家族が自然とつながり、安心して暮らせる住まいへと生まれ変わったリフォーム事例をご紹介します。
| 場所 | 神奈川県川崎市 |
| リフォームした場所 | フルリフォーム(玄関、リビング、キッチン、和室) |
スムーズな出入りを叶える玄関の工夫

玄関は、毎日の外出を支える大切な場所です。
靴の履き替えや移動がスムーズに行えることで、外出時のストレスが軽減され、日々の暮らしがより快適なものになります。
また、玄関は住まいの「顔」となる空間でもあります。
ご家族だけでなく、訪れる方にとっても印象に残る場所だからこそ、使いやすさとデザインの両立を大切にしながら細部まで丁寧に計画を重ねました。
入ってすぐ使える車いす置き場


玄関から入ってすぐの場所に、車いす置き場を設けました。
玄関に専用の車いす置き場を確保することで、屋外用と屋内用の車いすの乗り換えがスムーズに行えるようになり、出入りの負担を軽減しています。
また、電動車いすの使用も想定し、充電用のコンセントも設置しました。
内と外をゆるやかに分ける上がり框


玄関の上がり框は、車いすの移乗のしやすさに配慮し、段差を最小限の高さに抑えています。
玄関を完全にフラットにすることも検討しましたが、外からの砂やほこり、雨水が屋内に入りやすくなる点を考慮し、今回はあえて小さな段差を設ける計画としました。
内と外をゆるやかに区切りながら、使いやすさと清潔さのバランスを大切にした設計としています。
やわらかく包み込む光のデザイン

玄関は住まいの「顔」となる空間です。
訪れる方にとって印象に残る場所であるため、使いやすさだけでなく、空間のデザインにも細部までこだわりました。
特に照明は、ご家族のこだわりが詰まったポイントです。
やわらかな暖色の光は、訪れる方を穏やかに迎え入れます。
カタログをもとに、インテリアコーディネーターとともに検討を重ね、空間にふさわしい光のあり方を丁寧に選びました。
家族の会話が生まれるキッチン

廊下から入ってすぐの位置にキッチンを配置し、帰宅したご家族に、「ただいま」「おかえり」と、自然に声をかけることができる間取りとしています。
日常の何気ない会話が生まれること、調理のしやすさや快適さを大切にしながら、家族のつながりを感じられるキッチン空間を目指しました。
横並び3口コンロでゆとりある調理スペース

キッチンは、ご家族の人数に合わせて、広々とした横並びの3口コンロを選択しました。
複数の調理を同時に行いやすく、作業スペースにもゆとりが生まれるため、日々の料理を効率よく、快適に行えます。
カウンターで自然と生まれるコミュニケーション

キッチンの対面には、カウンターを設けました。
できあがった料理を一時的に置くスペースとしてはもちろん、帰宅したお子様の様子を見守りながら勉強をサポートできる場所としても活用できます。
また、カウンターで食事をとることもできるため、調理をしながら、食事をする人と、会話を楽しむことができます。
車いすでも使いやすい小さな手洗い


調理スペースのすぐそばに、車いすでも使いやすい小さな手洗いを設けました。
座った姿勢でアプローチしやすいよう、足元に十分な空間を確保しています。
洗面脱衣室まで移動する必要がないため、動線がシンプルになり、日常の使い勝手の向上にもつながっています。
三色の照明が彩る空間

キッチンの対面にあるカウンター上の照明には、三色の傘が印象的な、かわいらしいデザインの製品を採用しました。
空間のアクセントとして視線を引き付けるだけでなく、キッチンとリビングをやわらかくつなぐ役割も担っています。
こちらも、玄関と同様にご家族のこだわりが詰まったポイントのひとつです。
インテリアコーディネーターとともに検討を重ね、空間にふさわしいデザインを丁寧に選びました。
のびのびと過ごせる中心空間のリビング

毎日長い時間を過ごすリビングは、できる限り広さを確保し、開放的な空間となるよう計画しました。
キッチンから全体を見渡せる配置とすることで、ご家族の様子を感じながら過ごせる、つながりのある間取りとしています。
自然と会話が生まれ、家族それぞれが心地よく過ごせる中心的な空間です。
大容量収納とアクセントクロスで空間を整える


リビングには、ご家族共通のものをしまうことができる、大容量の収納を設けました。
連動の引き戸を設置することで、必要に応じて生活感をすっきり隠せる計画としています。
収納の奥にはアクセントクロスを採用し、近くの窓にかけているカーテンと色味を合わせることで、空間に統一感を持たせました。
くつろぎと機能を両立した和室


リビングのすぐ横には、落ち着いてくつろげる和室を用意しました。
必要に応じて引き戸で区切ることができ、訪れた方と談笑の場として活用しながら、ほかのご家族の過ごし方とゆるやかに分けることができます。
段差のないフラットな畳


車いすで生活する方がいるため、畳は段差のないフラットなものをご提案しました。
つまづきにくく、移動もしやすい形状とすることで、日常的に安心して使える空間としています。
市松模様が印象的なデザインを採用し、やわらかさの中にもアクセントを感じられる、長く使える畳としました。
使いやすさを考えた大容量収納

和室の横にも、リビングと同じく大容量の収納を設けています。
季節家電である扇風機やストーブなど、大きなものも収納しやすいよう、ゆとりあるスペースを確保しています。
また、ハンガーラックを設けることで、コートなどの衣類が一目で確認でき、出し入れしやすい収納としています。
多機能で使えるハンギングバー

和室の天井には、用途に応じてさまざまな使い方ができるハンギングバーを設けました。
雨の日には洗濯物を干すスペースとして活用できるほか、植物を吊るすなど、インテリアの一部としても楽しむことができます。
ご利用ありがとうございました!
16-1058
well99株式会社では、
バリアフリー・介護リフォームの専門家集団が
「朝起きてから寝るまで」を共に悩み、解決します
バリアフリーリフォームとは家の中を住みやすくする、というでだけではありません。私共は、家の中の障害や不便をなくす事で、よりエネルギッシュに世界と繋がって生活ができることを目標にしております。
「毎日のお出かけが億劫でなくなった!楽しく生活しています」というお声をいただけることが何よりの誇りです。
バリアフリー化の悩み介護リフォームの悩み、なんでもお声掛けくださいませ!