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芳香剤は実は分類上「空気汚染」アルツハイマー病のリスクも関連性|化学物質と住まいを考える

芳香剤は実は分類上「空気汚染」アルツハイマー病のリスクも関連性|化学物質と住まいを考える

「いい香りがするから」と何気なく使っている芳香剤。ですが、その香りには私たちの健康に影響を及ぼす可能性のある化学物質が含まれていることをご存じでしょうか。

特に近年では高齢者の認知機能の低下やアルツハイマー病、化学物質過敏症との関連が疑われる報告もあり、芳香剤は単なる香りの演出だけでは済まされない問題を含んでいます。

今回は芳香剤に含まれる揮発性有機化合物(VOC)について、人体の影響、そして私たちができる安全な対策について考えていきます。


参考記事

「シックハウス症候群・化学物質過敏症」|化学物質と住まいを考える


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芳香剤の使用が高齢者の認知機能の低下と関連

芳香剤の使用が高齢者の認知機能の低下と関連

嫌な臭いに対処したり、室内をリラックスできる空間にするため、芳香剤を利用している方は多いかと思います。

中国の寧夏医科大学(Ningxia Medical University)に所属するヤンロン・ワン氏ら研究チームは、中国の1万人以上を対象にした研究によって、芳香剤の使用が高齢者の認知機能の低下と関連していると報告しました。

特に慢性的に芳香剤の香りにさらされる環境では、アルツハイマー病のリスクが高まる恐れがあるのです。

高齢者は代謝や解毒機能が低下していることもあり、化学物質に対する感受性が高くなるため、芳香剤の使い過ぎには注意が必要です。

最近では行政も問題に注視しており、各機関で注意喚起がおこなわれています。


参考

揮発性有機化合物(VOC)とは

揮発性有機化合物(VOC)とは

揮発性有機化合物(VOC)とは、常温で空気中に蒸発しやすい有機化合物の総称です。

トルエンやベンゼン、ホルムアルデヒドなどシックハウス症候群の原因でもあることが知られており、これらは家具、建材、洗剤、接着剤、そして芳香剤など、多くの日用品に含まれています。


参考

揮発性有機化合物(VOC)の人体への悪影響

VOCには様々な成分があり、主なものだけでも200種類はあります。そして、私たちが何気なく使っている芳香剤にはベンゼン、フタル酸エステル、リモネンなどのVOCが含まれていることがあると言われています。

これらは空気中の他の物質と反応し、ホルムアルデヒドや二次有機エアロゾルなどの二次汚染物質を生成して、中枢神経系(脳や脊髄)の損傷やホルモンレベルの変化など人間の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

以下は芳香剤と芳香剤に関連する健康上の問題のリストです。

  • がん(一部の化学成分は世界保健機関の国際がん研究機関によって、潜在的または既知のヒト発がん物質として分類されています。ホルムアルデヒドもこの一部です。)
  • 頭痛と片頭痛(理由もなく片頭痛や頭痛が繰り返される場合は、香りのする商品が原因である可能性があります。具体的には、芳香剤・柔軟剤・香水・オーデコロンなどです。)
  • 喘息とアレルギー(化学物質過敏症をもつ人々はほぼすべての香りに反応すると言われています。咳・くしゃみ・目の腫れ・呼吸器官系の炎症を起こす可能性があります。)

有害な影響のすべてがすぐに表れるわけではないため、芳香剤の長期間の使用が実際にどのような悪影響を及ぼすかを調べるかは困難です。

しかし、化学者たちは、VOCの長期的な吸入が発がんリスクや認知症のリスクを高めると考えてきました。そこで前述した中国の寧夏医科大学のヤンロン・ワン氏ら研究チームは、VOCを生じさせる家庭用品の使用との関連を調べました。

芳香剤の使用とアルツハイマー病

芳香剤の使用とアルツハイマー病

アルツハイマー病協会(Alzheimer’s Association)によると、アメリカでは約700万人がアルツハイマー病を患っていると推定されており、その数は2050年までに約1300万に倍増すると予測されています。

ワン氏ら研究チームはアルツハイマー病のリスクを高めると推測されている化学物質に着目し、それらが含まれている可能性がある8つの家庭用品と認知症であるアルツハイマー病との関連を調べました。

2018年の中国人に対する健康と寿命に関する調査「CLHLS 2018」から65歳以上の中国人1万387万人の健康情報を取得し、家庭用品(殺虫剤、虫歯予防剤、芳香剤、消毒液など)の使用状況と、アルツハイマー病との関連性を分析しました。

その結果、芳香剤の使用頻度の高い高齢者は認知機能が低下しやすく、アルツハイマー病になる可能性が高いことが示されました。

研究チームは、人々の多くは1日の90%以上を屋内で過ごしており、高齢者になるとその時間はさらに増えると指摘しています。

だからこそ室内に充満している化学物質の影響は無視できません。

今回の研究は芳香剤とアルツハイマー病との関連性は見いだせたものの、上述したように、長期間の使用が実際にどのような悪影響を及ぼすかを調べるのは困難なために因果関係やメカニズムを証明することには限界があります。

それでもこの研究結果は、私たちが普段何気なく使用し、身体に取り入れている家庭用品に対して、「本当に無害だろうか」「長期的に使用することに悪影響はないだろうか」という疑問をもつことが必要だとわかります。香りの快適さの裏にあるリスクを知ることが重要です。


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室内空気をきれいにする。芳香剤の以外の対策は?

室内空気をきれいにする。芳香剤の以外の対策は?

世界保健機関によると、大気汚染は世界人口の90%に影響を与えています。

VOCの発生が少ない製品の需要は急務です。完全な排除は難しいですが、健康的なライフスタイルをおくることで、その影響を軽減することはできます。

考えられる対策は以下の通りです。

  • こまめな換気をする。空気を循環させる
  • 天然素材の消臭を利用する(重曹・竹炭・コーヒーかすなど、化学物質を使わない消臭剤を検討する)
  • 観葉植物の活用(一部の植物は空気中の有害物質を吸収する性質があるといわれています)
  • 定期的な掃除:ホコリ・カビなどもVOC発生源になります
  • 無香料製品を選ぶ:強い香りをするものを使わないor使用頻度を下げる

万生塗料イメージ

well99株式会社では化学物質やにおいを低減する効果をもつ塗料を扱っています。

内装の仕上げに使用することで、壁や天井から揮発する化学物質を低減したり、床上に滞留する化学物質を低減することが可能です。

以下、施工可能内容一覧

  • 壁紙・ビニールクロス表面加工
  • 床(フロアコーティング)施工
  • 塗料(天井・壁)施工
  • 染色剤(天井・壁)施工
  • 珪藻土・漆喰(自然素材に植物素材(万生)を配合する

この製品は、新築時やリフォーム・リノベーション後に発生する「建材臭」ついて植物素材を主原料とした、植物触媒施工による施工後の匂いの有無について実証実験を行い、悪臭防止法に則った検証の結果「無臭」判定の検査結果も出ています。

ご興味のある方は一度ご相談くださいませ。


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